葬儀社を選ぶのではなく、担当者を選ぶ その3

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葬儀社を選ぶのではなく、担当者を選ぶ その3

と、ここで気をつけなければいけないのが、
「担当」という言葉の葬儀社さんによっての表現の違いです。

葬儀社によっては、

・営業、打ち合わせ担当
・葬儀の担当
・集金などアフター担当

など、「担当者」が全てのシーンで違うことも
あるそうです。

打ち合わせ時に、懸命に故人のことや自分たちの思いを
伝えても、葬儀当日は別の人が現れる、という感じだそうです。

葬儀社はなんでこんなことをするのかというと、
単純に業務効率化ですね。

葬儀って、担当すると、お通夜~告別式、火葬場への付添いまで、
2日間ずっと時間を取られますから、営業だけの担当者を別に置いて、
その人はず~っと営業だけしていたほうが、
仕事を取るという面では効率的なんですね。

また、営業担当が営業専任の場合、その人の打ち合わせの
主目的は「いかに葬儀単価を上げるか」です。

その営業担当者は実際に葬儀の時にはいないわけですから、
ありていに言っちゃうと、

「葬儀の内容なんて知らん。儲かる葬儀かそうじゃないかだけ」

にしか関心がないわけです。

葬儀屋さんの営業って、給料が歩合制のとこも
多いんだそうです。

ですので、

「皆さん、こうされています」
「常識的には、皆さんこれをするのが普通です」

などと、追加オプションや高額なプランを進められる打ち合わせになります。

・・・困りますね。困っている時に、輪をかけて困ります。

葬儀社を選ぶのではなく、担当者を選ぶ その2の電話での複数社ヒアリングの
時点で、

「打ち合わせ担当者と葬儀担当者は同じか?」

という質問を必ずすべきだと思います。

理想的なのは、初動の電話対応から、初回打ち合わせ、
実際の葬儀とその後のフォローまで、全部同じ人が
担当してくださるのが一番良いでしょう。

とはいえ、葬儀社も会社という組織である以上、
全て同一人物というわけにもいかないでしょう。

少なくとも、

・打ち合わせ担当(金額を決める打ち合わせ)
 と葬儀担当が同一

このラインだけは死守して、あとはその担当者との相性を
最重視で葬儀屋さんを選択すれば、まず間違いは
ないんじゃないかと思います。

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