となると、この
「最悪の葬儀社」だけは避ける
というスキルだけを身につけておけば、
我々素人は十分だということになります。
宮地社長:
「なるほど。実際そうだと思いますよ。
頭の良い考え方だと思います。
ほとんどの葬儀社は、一般の方が抱くイメージのように
ぼったくりでもないですし、悪質でもありません。
葬儀屋が本当に皆ぼったくりだったら、こんなに
葬儀屋がバタバタを潰れるわけないですよね?」
私:
「競争社会なうえに、情報社会でもありますからね。
サービス内容も価格相場も、市場原理によって業界全体で
最適化されていきますよね。普通は。」
宮地社長:
「そうなんです。ネットで葬儀屋を探したとして、
A社とB社でサービス内容が大きく違ったとか、
総額で100万円も違ったとか、そういうことはなかなか
起こりえません。
サービス内容も価格も、人気がある葬儀屋に
周りもどんどん近づいていきますからね。
大きな差がない、ということは、そんなに心配せずとも、
大きく失敗はしない、ということでもありますよね。」
宮地社長:
「だから、さきほどの「最高の葬儀社を探すのではなく、
最悪の葬儀社だけは避ける」という考えに則っての葬儀社探しは、
とても正しいと思いますよ。」
私:
「おみくじで、大吉以外は全部失敗だって人はいないじゃないですか。
吉でも末吉でも十分良い結果なんですから。
だから、はじめに凶と大凶のクジだけ抜いておけば、
まず失敗することはないという発想です。」
宮地社長:
「引いて(依頼して)みるまで分からない、
やり直しがきかない、という意味では、
葬儀屋選びとおみくじは似てるかもしれませんね。」
私:
「そうなると、「最悪の葬儀社だかは避ける」という、
凶と大凶を先に抜いておくスキルが必須になります。
何かコツというか、テクニックみたいなものはありませんか?」
宮地社長:
「そうですねえ・・・。
お客様のご要望やシチュエーションにもよるので、
細かく言いだせばきりがないんですが・・・。」
私:
「社長がもし、この業界を離れて違うお仕事をされたとして、
その後不幸にもご葬儀の必要ができてしまったとしたら、
「こんな葬儀屋にだけは依頼しない!」って視点で考えて
みてもらえませんか?」
宮地社長:
「なるほど。
ではまず・・・。」
「最高の葬儀社」を探すのではなく「最悪の葬儀社」だけを避ける その3 へ
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