宮地社長：
「要は、たった1度きりの大切な方とのお別れに、決して取り返せない
後悔の念が残ってしまうんです。
これは、我々葬儀社が絶対にやってはいけないことなんですよ。」
私：
「そうですよね。後悔や心残りとの決別のために、
葬儀ってやるもんですもんね。」
宮地社長：
「だから当社では、全額後日払いにしているんです。
しかも、葬儀ローンも可能ですから、その場合は
現金のご用意自体必要ありません。」
私：
「後日払いはありがたいですけど、ローンも助かりますね。」
宮地社長：
「よく、死亡保険金の一部を葬儀費用に、と考えている方が
いらっしゃるのですが、実際に保険金としてまとまったお金が
入金されるのは、死亡後1ヶ月以上経ってから、ということが
ほとんどです。」
私：
「そんなにかかるもんなんですか」
宮地社長：
「そうすると、葬儀後、後日払いだったとしても、
現金でとなるとその時ご用意できる現金分でのご葬儀しか
できなくなってしまうんですよ。
保険が早く下りていれば、もっとちゃんとしてあげられたのにってお声を
よく聞いていたもので、ローンだったら、後日入金される予定の
死亡保険金も考慮して、理想のご葬儀にしていただけるのではないかと。」
私：
「たしかにそれはそうですね。」
宮地社長：
「また、先ほどお話した、葬儀中にお金の工面で悩むことなく、
故人様とのお別れに集中していただけるのが最大のメリットです。
たった一度きりの、大切な方とのお別れの時です。
余計なことに頭を悩ませず、じっくり故人様と心で対話いただきたい
ですよね。」
私：
「伺えば伺うほど、利用者にとっては後払いや
ローン払いが良いと思うんですけど、なぜ前金制の
葬儀社も多くあるんでしょうかね？」
宮地社長：
「なんか今回は当社の宣伝っぽくなちゃってすみません。
でも、他社でも後払い、ローン払いのところは増えていますよ。
当社に限らず、業界慣習にとらわれず、本当にお客様の利便性を
考えている葬儀社のオススメをしたくて、なんか営業してるみたいな
インタビューになってしまいましたね（笑）」
いえいえ・・・。
なんかいつもはあまり宣伝になりにくい、業界の一般論ばかり
聞いてるので、今回はかえってよかったです。
なんか社長がすごく活き活きお話してくださいました（笑）。
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