国民生活センターによると、葬儀サービスに関する相談件数は
年々増えているそうです。
増加する葬儀サービスのトラブル
相談の中でも多いのが、「想定を大幅に上回る費用を請求された」
というものだそうです。
また、公正取引委員会は「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」書の中で、
「消費者は、葬儀サービスの内容や料金についてよく理解しないままに
葬儀業者と契約してしまう等、十分な知識を持って
適切に事業者を選択することが必ずしもできていない状況である」
と葬儀サービス取引の特性を分析しているそうです。
「想定を上回る請求」が生じる原因は、このあたりに
あるんじゃないかと思うのです。
もちろん、悪質な葬儀業者もいるかと思います。
が、今の時代、ネットでこれだけ様々な情報を比較検討できる中、
あまりひどい営業を続けていて、事業が継続できるはずは
ありません。
私も、まったくこの業界について知らなかった頃は、
「お葬式って、葬儀屋さんにぼったくられるんでしょ」
「日本の葬式が高いのは、葬儀屋が儲けてるからでしょ」
と思っていたのは事実ですが、
宮地社長に出会って色々教えていただいてから、多くの葬儀社が
誠意を持ってオープンな価格で営業していることを
知りました。
顧客の信頼を得て、誠意ある仕事をしないと、競争の激しい
この業界で生き残ることができませんからね。
考えてみれば、当たり前のことでした。
ただ、ほとんどの葬儀社が普通に「良い」はずなのですが、
「想定を上回る請求」に関するトラブルが多いのには、
公正取引委員会も言うように、
「葬儀サービスの内容や料金についてよく理解しないままに」
契約してしまうから、なんだと思います。
つまり、
葬儀社は
「不当ではなく、本当にかかった必要な経費分の請求」
と思っているのですが、消費者は
「葬儀プラン料金で全部済むって書いて
あったから、その他に必要経費がかかるとは
思わなかった。詐欺だ！」
となるんじゃないかと。
まあ、そりゃそうですよね。
「全部済みます」
と言われれば。
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