斎場と火葬場と葬儀屋さんは違う? その2
火葬場に式場が併設された、「〇〇斎場」なのですが、
我々一般人が、
「あの~、身内が亡くなったんで、そちらで葬式をさせて
いただいて、火葬をお願いしたいんですけど」
と、いきなり申し込んでもダメなんだそうです。
まず、火葬炉の予約は、葬儀社じゃないとできないそうです。
また、火葬の際には、葬儀社の社員が1名は付き添っていないと
いけないそうです。
さらに、式場で葬式をしたくても、祭壇の準備とかは、
斎場はしてくれません。
つまり、どこかの葬儀屋さんに
「四ツ木斎場で葬儀をしたいのですが、
そちらで扱えますか?」
と依頼することが必要になるのです。
自社で式場を持っていない葬儀屋さんがいっぱいあるのは、
こういう仕組みだったんですね。
他にも、お寺さんなど、葬儀を行える式場を貸してるところは
いっぱいありますが、葬儀そのものは、葬儀屋さんを入れて
取り仕切ってもらう必要があるそうです。
なんせ、最後の火葬の時には必ず葬儀屋さんに付き添って
もらわなきゃいけないんですからね。
こうなると、東京ではだれかが亡くなった際には、
必ずどこかの葬儀屋さんが介在することになると
思うんですが、葬儀社って特に許認可業ではないんです。
なんで、都や国は、免許制とかにしないんですかね?
と、ちょっと不思議だったりします。
その辺の仕組みは、今度また社長に聞いてみることにします。
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